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婦人科診療つれづれ

第11回「婦人科とアンチエイジング」
2008年02月26日
 流行のアンチエイジングにおける婦人科の役割は、これからますます大きくなることが予想されます。今回は胎盤(プラセンタ)から抽出したプラセンタエキスに関する情報をお届けします。
 胎内で赤ちゃんの成長に必要なさまざまな生理機能を支えるプラセンタ。その有効成分には高い美容効果があることが知られていますが、美白、保湿、血行促進、抗炎症作用などが代表的です。美容効果以外に肩こり、不眠、疲労、精神衰弱等、効能は多岐に及びますが肝機能障害等に対する保険適応があるだけでほとんどは自費診療の対象となります。
 週一回程度、皮下注射の形で体内にとり入れます。
 但し、生物製剤であるが故の問題点も・・・。
脳の変性疾患であるヤコブ病はイギリス・フランスで感染者が多いため、胎盤提供者の海外渡航歴は製造会社で厳重に管理しているはずですが、それでも尚、「可能性の完全否定はできない」との見解により、厚生労働省はプラセンタエキス使用者の献血を禁止しているのです。
 可能性が極めて低いとはいえ美容目的での使用に二の足を踏むケースもあるでしょう。
 万能薬のようなプラセンタエキスもリスク&ベネフィットをひとりひとりが考え選択してゆくしかなさそうです。
(由美子)

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