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婦人科診療つれづれ

第14回「悩んでいないで気軽に相談を」
2009年01月19日
冷えこみの厳しいこの季節、尿意が近くて困っている女性も多いことでしょう。
下半身を冷やさないことで解決するなら病気ではありません。また膀胱炎のような症状があれば、それを治療するのが先決です。

 しかし、“冷え”や“炎症”の有無にかかわらず、トイレが近い、間に合わず軽いモレがあるなどの症状があればそれは排尿障害といえます。

女性の排尿障害で多いのは・・・
“過敏性膀胱”と“腹圧性尿失禁”。
40才以上になると1割くらいの女性がいずれか或いは混合型の排尿障害を経験しているようです。

“過敏性膀胱”は膀胱が過敏な働きをするため、たまっていないのに尿意を感じたり、勝手に縮んで尿がモレたりする状態。過敏性を抑える薬が治療の主流です。

“腹圧性尿失禁”の方は膀胱や尿道を支える骨盤底の筋力が弱まっている状態で、くしゃみや咳でも軽いモレが起こります。出産回数や加齢と関係が深く、骨盤底筋を鍛える体操が有効です。

 問診するだけでどちらのタイプか判断できます。

但し、外出中だけ、或いは乗り物の中や重要な会議中に頻繁に尿意を感じるなら…それは“心因性”の可能性があります。

どの方面の症状にも“心因性”という病態がありますが・・・ストレス社会に生きる私たちはただリラックスするために薬やカウンセリングを必要とすることもあるのです。

気になる症状があれば泌尿器科または婦人科でご相談下さい。
(由美子)

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