ホームへ E-Mail
ネット予約
婦人科診療つれづれ

第2回「月経痛について」
2003年09月26日
今回は月経痛(生理痛)についてのお話です。婦人科を受診されるきっかけとして頻度の高いもののひとつに「生理痛が強い」という症状があります。程度の差はあってもほとんどの女性が体験する痛みだけに、どのくらい強ければ受診したほうが良いか悩むことも多いでしょう。

そもそも月経とは子宮の内膜が剥がれ落ちる現象であり、それを子宮の外に押し出すため子宮の筋肉が収縮することにより生じる痛みが月経痛です。またこの際、プロスタグランディンという痛みのもとになる成分が血中に増えるので、子宮と関係ない場所で頭痛、吐き気などが起こることもあります。

月経痛が強くてもあまり心配のないケースは、発育の途中で子宮の出口が狭いために起こるもの、子宮が後屈しているために血液が停滞していて起こるものなどがあります。

経過観察が必要なものに、子宮の筋肉がぷあつくなる子宮腺筋症、筋肉の中にこぶが出来る子宮筋腫などがあり、いずれも出血量の増加を伴うことがあります。また若い人に増えている子宮内膜症によるものでは卵巣、卵管、腹膜など色々な場所に病変が生していることもあり治療が必要になることが多いでしよう。以前より痛む期間が長くなった、生理痛の薬が効かなくなったなどの心当たりのある方は一度受診をしてみて下さい。
(由美子)

ホームへ このページのトップへ