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婦人科診療つれづれ

第3回「不正出血について」
2003年11月21日
おりもの、月経痛と並んで多い症状が「不正出血」です。

月経以外の出血はまず器質的なもの(子宮に原因のあるもの)と機能的なもの(ホルモン状態が関係するもの)に分類されます。

器質的なものの代表は「子宮腟部びらん」という子宮の入り口の粘膜からの出血です。「びらん」は若い女性の7割くらいにみられ病気とは言えませんが、念のために子宮ガン検診を受け、良性びらんであることを確認しておくと安心です。その他ポリープや子宮筋腫、子宮体ガン(子宮の奥にできるガン)が出血の原因になることがあります。

一方、機能的な不正出血の代表は排卵に伴うものです。生理が終わって1週間ほど経った頃、おりものの増加と共に薄い出血がみられ1〜2日で止まるというのが典型的なパターンです。正常の排卵周期でも一時的なエストロゲンの低下により出血を来たすことがあります。卵巣のホルモンバランスが大きくくずれると出血が長期間になったり、量が多くなったりします。この場合はホルモン剤で止血しなければなりません。

ホルモンバランスのくずれは、更年期の他にストレスやダイエットによる一時的なものもあります。ストレスをためない生活を心がけましょう。
(由美子)

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