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婦人科診療つれづれ

第4回「P.M.S.について」
2004年02月24日
P.M.S.(月経前緊張症)は月経の始まる3日〜10日前の間に見られる精神的、肉体的症状で、月経が始まると軽減するのが特徴です。4割程度の女性は月経周期の後半、何らかの変化(例えば便秘がちになる)を自覚し、そのうち1割弱の人は日常生活に支障をきたすほどの頭痛、疲労感、イライラ、集中力の低下などを感じています。
 
原因として、月経周期後半、いわゆる高温期に分泌の高まる黄体ホルモンが関与していることは間違いありませんが、卵胞ホルモンやプロラクチンなど他のホルモン、セロトニンや、プロスタグランディンといった物質も、複雑に関わっていると考えられています。
 
治療は症状に応じて痛み止めや精神安定剤、利尿剤などを使う対症療法が中心ですが、自律神経症状が強い場合にはビタミンB群、精神症状が強い場合には柴胡という成分の入った漢方薬を使うなど、色々なバリエーションがあります。難治性の場合、ピルなどで排卵抑制することもあります。
 
ひとくちに、P.M.S.といっても症状は千差万別なので、十分な問診の上治療法を決めていくことが必要です。
(由美子)

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