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婦人科診療つれづれ

第5回「排卵を体感してみませんか?」
2004年06月08日
 「排卵」というのは、女性の体だけに起こるとても神秘的な生理現象です。しかし、ほとんどの女性はいつ排卵したかを知らずに日常生活を送っています。この現象を体感するのはなかなか難しいものですが、基礎体温をつけているとおおよその手がかりが得られます。1本の婦人体温計さえあれば、排卵日や卵巣機能を知る貴重な情報源を手に入れることができるのですから、中絶の許されないカトリック信者のために考案されたというこの方法は、実に画期的なものと言えるでしょう。「私にはまだ排卵は関係ないわ」というあなたも2周期だけ基礎体温をつけてみて下さい。生理が始まったら測定をスタートし、1周期目は低温相から高温相への変化(つまり排卵)があるかどうか確認します。

私自身、生まれて初めて基礎体温をつけ、高温相への変化を認めたとき不思議な感動を覚えたものです。2周期目には、排卵前におりものの増える感じ、排卵の頃に下腹の張る感じがないか注意してみて下さい。おりものの変化は多くの女性が自覚していますし、排卵痛と呼ばれる下腹部痛も自覚できることがあります。

今まで何となく感じていたおりもの感や、下腹部痛が排卵に関するものだと分かれば安心も納得もできます。そして体の奥深くで起こっている次代への準備に思いを馳せることは、自分の体をより一層いとおしむきっかけにもなるでしょう。
(由美子)

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