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婦人科診療つれづれ

第8回「このごろ流行(はやり)のアロマテラピーについて」
2006年12月27日
 「おしゃれな雑貨」という印象を受けやすいエッセンシャルオイルですが、どの程度の薬効が期待できるのでしょうか?
 吸い込むことにより体に取り入れるというプロセスは吸入麻酔薬と同じ。有効成分が肺から速やかに血中に入り全身にゆきわたります。消化を助けるペパーミント、喀痰を抑えるシダーウッド、うつ気分を和らげ幸福感をもたらすバニラなどが有名ですが、婦人科に関するものとしてイランイランを例に取ると…。一般には催淫効果(ムードを高める)などと表現されますが、医学的には下垂体から分泌される性腺刺激ホルモン(=つまり卵巣に働きかけるホルモン)の分泌を促し、その結果排卵を整え、卵巣ホルモンを安定させるという作用が証明されています。
 PMSに効くアロマや子宮収縮作用のため、妊婦さんに禁じられているアロマなどもあります。
 なかなか奥の深いアロマの世界。複数の薬効を持ち、且つブレンドも可能というところは漢方と似ているかも。甘い香りのアロマと苦い味の漢方…。イメージは両極端ですが、ルーツは同じ「薬草」というわけです。
(由美子)

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