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リプロダクション豆知識

第2回「月経量について」
2003年09月26日
「最近、月経の量が少なくなった。」という訴えをよく耳にします。そもそも正常な月経量は持続日数3〜7日で出血量は50〜250gとされますが、日数はともかく量は測るわけにもゆかず以前のそれと比較して少なくなったと心配される方が多いようです。過少月経の定義でも「月経量が非常に少なく、出血量が2日以内」とやはり量に関しては曖昧なものになってしまいます。

月経の量が少なくなる原因としては、子宮発育不全、子宮腔内の癒着、無排卵周期や黄体機能不全などが挙げられます。また35歳をすぎると月経量は以前こ比べ少なくなる傾向にあります。しかし、だからといってすぐにホルモンバランスが悪くなったと心配することはありません。

不妊や不育症治療では前の治療周期に使用した黄体ホルモン剤の影響であるケースもよくみられます。黄体ホルモン剤はタイミング治療や人工授精、体外受精いずれの際でも高温期を安定させるためによく処方する薬です。確かに黄体ホルモン(プロゲステロン)は妊娠の維持に必須のホルモンですが、エストロゲンとの適切なバランスが損なわれると月経量にも影響します。このような場合は薬の量を調整することで元の状態に戻ります。黄体ホルモン剤の投与も慎重でならなければなりません。
(淳)

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