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第24回「人工授精について」
2015年11月09日
 人工授精は体外受精よりはるかに古くから行われている不妊治療の方法です。排卵にあわせて調整した精子を子宮内に注入します。当院では子宮腔内注入を略してIUIと呼んでいます。推定排卵の前24時間から排卵後12時間を適切な時期と判断しています。人工授精で妊娠されるカップルの多くは3〜5回内の治療で妊娠されますが、当院でも6〜8回目で妊娠される方もいらっしゃいました。当院の過去10年間の治療周期あたりの妊娠率を示します。
妊娠は当院にて確認された症例数です。妊娠は子宮内に胎嚢が確認された症例です。

2005年 287治療周期中 26周期妊娠 妊娠率 9.1%
2006年 406治療周期中 36周期妊娠 妊娠率 8.9%
2007年 497治療周期中 44周期妊娠 妊娠率 8.9%
2008年 606治療周期中 62周期妊娠 妊娠率10.2%
2009年 585治療周期中 52周期妊娠 妊娠率 8.9%
2010年 607治療周期中 61周期妊娠 妊娠率10.0%
2011年 699治療周期中 67周期妊娠 妊娠率 9.6%
2012年 894治療周期中 80周期妊娠 妊娠率 8.9%
2013年 967治療周期中 98周期妊娠 妊娠率10.1%
2014年1047治療周期中 93周期妊娠 妊娠率 8.9%

10年間の合計6595治療周期中619周期妊娠 妊娠率 9.4%

過去10年間を振り返ると極端な成績の変動はなく安定した治療方法です。
卵管の通過性があり、重度の男性因子のない症例にはまずお勧めする方法です。
(院長)

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